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Wispr FlowとAqua Voice、そしてKanaはどこに入るか

どちらも音声をサーバーに送り、文字起こしではなく最初から文章になったものを返してきます。得意な語彙が違っていて、この比較はほぼそれだけの話です。

Wispr Flowについて正直なところ

普通の文章ならWispr Flowのほうが上手です。いま文字を入れているアプリから調子を判断し、100以上の言語に対応し、Mac、Windows、iOS、Androidを1つのアカウントで使えます。全プランでHIPAA対応のBAAが用意され、EnterpriseではSOC 2 Type IIも付きます。話す内容の大半がメールやメッセージや書類で、特別な用語が出てこないなら、こちらのほうが強く、月に数ドルの差には中身があります。

Aqua Voiceについて正直なところ

専門的な語彙ならAqua Voiceのほうが上です。自社のAvalonというモデルがコードの識別子、略語、製品名のために訓練されていて、汎用のモデルが推測してそのまま押し通してしまうところを踏みとどまります。Proでは最大800語のユーザー辞書を持てます。49言語に対応し、Mac、Windows、iPhoneで動き、Intel Mac向けのビルドもあります。年払いなら月 $8 で、価格もこちらが下です。

決め手になるところ

直近に音声入力した10件を見てください。関数名、薬品名、銘柄コード、社内の呼び名が混ざっているなら、Aquaの辞書のほうがWisprの調子合わせより効きます。普通の文章が並んでいるなら逆です。日本語を多く書くなら、どちらも英語圏の製品で、日本語は対応言語一覧の1つという扱いである点も見ておいてください。

項目ごとの比較

Wispr FlowAqua VoiceKana
認識が動く場所クラウドクラウドMacの中
ネットワークなしで使えるいいえいいえはい
専門用語汎用モデル専用に訓練したモデル汎用モデルと自分の単語登録
対応言語数100以上4922
アカウント登録必要必要不要
音声入力の費用無料プランあり、以降 月 $12 から $151,000単語まで無料、以降 月 $8買い切り $9.99

Kanaはどこに入るか

Kanaは音声がどこにも出ていかない側の選択肢で、この2つに勝てるのはその1点だけです。認識はMacの中のNeural Engineで動くので、Wi-Fiを切っていても音声入力は使えますし、ログインするものもありません。両方が推測で外す固有名詞は単語登録で拾えますが、これは自分で並べていく一覧であって、分野ごとに訓練されたモデルではありません。日本語では、話し方はそのままで敬語に直せることと、日本語向けのモデルで認識することが持ち味です。それでも、普通の文章の出来はWispr Flowが上、専門用語の聞き取りはAquaが上です。そのどちらかが録音の行き先より大事なら、Kanaは合いません。

どれを選ぶか

Wispr Flow
普通の言葉で書く時間が長く、複数のOSをまたいでいて、勤め先から認証の話が出る方。
Aqua Voice
コードや専門用語、医療の言葉を話す方。自分で並べる辞書ではなく、訓練済みのモデルが欲しい方。
Kana
録音をMacの外に出せない方。日本語で敬語まで欲しい方。音声入力に毎月払うのをやめたい方。

Wispr Flowの料金: Free plan, Pro $12 a user a month on annual billing or $15 monthly, Enterprise quoted wisprflow.aiで2026年8月7日に確認しました。

Aqua Voiceの料金: Free for 1,000 words, then Pro $8 a month on annual billing or $10 monthly. Max $24, Team $12 a user aquavoice.comで2026年8月7日に確認しました。