サブスクリプションなしで使うMacの音声入力
Macの音声入力アプリは、ほとんどが月額になりました。話しかけるキーボードに、毎月の請求が付いてくる形です。Kanaは買い切り$9.99、Mac 3台まで。音声入力にもファイルの文字起こしにも更新日はありません。
買い切りに含まれるもの
どのアプリにでも音声入力でき、ファイルの文字起こしはテキスト、SRT、VTT、Markdownで書き出せます。どの音声認識でも間違える固有名詞を登録でき、話し終えた内容をMacの中で翻訳することもできます。すべて回数制限なしです。Macの中で動くので、こちらに費用がかからないためです。
毎月かかるのはどこか
AIによる書き換えは、書き上がった文章をモデルに送ります。1回ごとに費用がかかる部分です。そのため書き換えだけが月$4.90または年$49になります。サブスクリプションにはアプリ本体も含まれるので、二つの料金のどちらかを選ぶ形です。書き換えを使わなければ、Wi-Fiを切ったままでも音声入力は動き続けます。
月額のアプリの料金
| アプリ | 料金 |
|---|---|
| Kana | 買い切り$9.99、Mac 3台まで |
| Wispr Flow | 無料プランあり、Pro は 1 ユーザーあたり年払いで月 $12、月払いなら $15、Enterprise は個別見積もり |
| Otter.ai | 月 300 分まで無料、Pro は $8.33 から $16.99、Business は $19.99 から $30 |
| Aqua Voice | 1,000 単語まで無料、以降 Pro は年払いで月 $8、月払いなら $10。Max は $24、Team は 1 ユーザー月 $12 |
| Willow | 無料プランあり、Pro は年払いで月 $12、月払いなら $15、Business は $28 から $35、Enterprise は個別見積もり |
| Dictation Daddy | Solo は月 $15、Team は月 $18。いずれも年払いなら安くなります。7日間の試用 |
料金は、それぞれの製品が公開しているものです。製品名から比較ページを開けます。そちらには、その製品のほうが優れている点も書いてあります。
向こうのほうが優れている点
この料金で買えるもののうち、Kanaに答えがないものがあります。Wispr FlowとWillowはWindowsとiOSでも動き、100以上の言語に対応します。Kanaは22言語です。Otterは通話を録音し、話者を分けて、チームで検索できる記録を残します。Aqua Voiceはコードや専門用語に向いていて、Intel Mac向けのビルドもあります。Kanaはどれもできません。仕事にそれが必要なら、月額のほうを買うのが正解です。
14日間試してから決められます
トライアルは14日間、アプリの全機能です。カード登録もアカウント作成も不要なので、やめるときに解約する手続きもありません。その間、音声入力とファイルの文字起こしは一度も通信しません。Wi-Fiを切って確かめられます。